PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

新井組破綻、調査報道

人通りが絶えない神戸・南京町近くのホテル建設予定地。事業主のアーバンコーポレイション(広島市)が八月に破たんし、工事は止まった。

 神戸港周辺では、市の再開発事業を含む二件のホテル計画が中断している。アーバン破たんもホテル中断も、引き金は米サブプライム住宅ローン問題。神戸市みなと総局の担当者は「サブプライムがここまで響くとは」と肩を落とす。

                  ◇

 ここ一、二年の地価上昇で、新興不動産業者の台頭が目立った。マンションやオフィスビルを開発して国内外の不動産投資ファンドに売却、ファンドは賃料などで収益を得る-という図式。金融機関は不動産業者に次々と貸し込んだ。

 ところが、住宅ローン返済がこげついたサブプライム問題を機に、金融機関は不動産事業の先行きに不安感を持ち、ファンドや不動産業者への融資を引き揚げ始めた。

 南京町近くにホテルを建てる予定のアーバン社は、黒字決算なのに資金繰りに行き詰まった。ミナトにホテルを建てる予定だった大阪と東京の不動産会社は、いずれも資金調達が難しくなった。

 今年に入って、上場不動産会社の倒産も相次いだ。中には新井組の取引先も二社あり、計約六億三千万円の債権がこげつく恐れが生じた。

 規制強化や資材高による新井組の業績悪化に拍車がかかり、株価も下落。資材購入に手形でなく現金払いを求められるケースも増え、資金繰りが悪化していった。

                                            ◇

 株価急落は十日も続き、東京市場の終値は前日比9・62%安と過去三番目の下落率となった。投資家は持ち株の処分を急ぎ、それがさらに株価を引き下げる。

 「県内ゼネコン最大手の新井組すら破たんしたが、ほかの県内企業にはこの荒波を乗り越えて欲しい」。朝、三宮の証券会社で株価ボードを見ていた女性は祈るように話した。

 日本経済に、地域経済に、サブプライムはどこまで影響を与え続けるのか。出口は、まだ見えない。(三宅晃貴)

(10/11 09:34)

| 経済 | 15:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT














TRACKBACK URL

http://kaizins.blog46.fc2.com/tb.php/17-c2887a85

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。