PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

My History ビジネス編

その後のTWISTの勢いはすごかった。

TV、雑誌などのあらゆるメディアに出て、ロックを徹底的に露出した。世良は一躍スーパー・アイドルとなっていった。(笑)


▼1978年8月------------

スピーク・イージーの向かいのビルの地下に「ゴースト・タウン」ができた。それをきっかけに桑名と知り合い。4FのMellowbeachにも彼らは頻繁にくるようになった。当時まだ桑名はボーカルオンリーでギターはアルベジオも出来なかったので、現在のようにアコギ1本で歌う。ということはなかった。(笑)

毎週日曜の午前中は、スピーク・イージーを開放してバンドの練習場所とし、その中から出来のいい連中をMellowbeachに出していた。

1Fスピーク・イージー19時

オレ
「トワイライトは何組入った?」

前田
「30組とちょっとです」

オレ
「未成年は?」

前田
「若干います」

オレ
「十分注意しよう^^」

前田
「はい」

5時から7時までの入店客は、「トワイライト」と称し、低価格設定の一律の入場料で入れる。7時以降は通常の料金体系で、「トワイライト」は若年層に好評だった。

店内を1周する。VIPルームにはまだ誰も入っていない。この夏に増築した別室になっている客席。通常のチャージ料金以上の設定だったが、カップルや少し年齢層が上の客にウケた。

関川が近づいてきた。

関川
「ちょっとガキが多すぎる」

オレ
「それだけディスコが一般化したということでしょう」

関川
「ショップ訪問してゴールドを増やさないと」

オレ
「頑張ってください。^^」

前田
「4階から内線入ってます」

オレ
「了解」

内線を受けて4階のMellowBeachへ上がった。
テーブル席に女性2名、伝票をみるとソフト・ドリンクにしっかりした食事メニューをオーダーしていた。ドリンクを持ってテーブルに近づいた。

オレ
「いらっしゃいませ」

沙耶
「ムーさん。ひさしぶりー」

オレ
「うん。元気?」

沙耶
「元気よ^^シゴトで一緒になったシェリーちゃん」

オレ
「こんにちは^^」

シェリー
「よろしくお願いします^^」

沙耶
「シェリーはあまり日本語が得意じゃないの」

オレ
「うん。オレは英語まったくダメだから(笑)」

沙耶は神戸のアメリカン・スクールだったので、英語はペラペラだった。紹介されたシェリーはアメリカからの留学生だが、同じモデルクラブに所属し、今年の春からシゴトをしているらしい。

オレ
「後で1階へ行くんなら、連絡しておくけど?」

沙耶
「じゃー食事終わったらちょっとだけ^^」

オレ
「オッケー」

1階スピーク・イージーのフロントに居ると、ゴールドのインビテーションカードを持った客が入ってきた。名前をみると、「関川」となっている。すぐに関川を呼び、来店客の案内をさせた。心斎橋周辺のショップ責任者や百貨店の売り場のチーフたちを中心に、4名まで無料の招待状を訪問配布している。メニューも特別メニューで、一般客よりも優遇されるゴールドプランは好評だった。

横山
「松川エージェシーの松川さんから電話がありました」

オレ
「うん」

横山
「9時過ぎには連れて行きますのでよろしくとのことでした」

オレ
「オッケー表に誰か立たせておいて来たらすぐに呼んでくれ」」

横山
「わかりました」

松川エージェシーは大阪を拠点として色々な業務を行っていた。主にタレントのブッキングが得意で、今日も「西条秀樹」の大阪球場でのLIVEの後、本人を連れて遊びにくるてはずで、彼の来店は今年で2度目だった。

暫くすると、沙耶とシェリーは1階へ降りてきた。そのまま中へ入れる。

9時30・・・

松川氏と西条秀樹、そしてマネージャーと付き人の4人がクルマでやってきた。
すぐに、1F裏の更衣室へ通す。秀樹はステージ衣装のようなジャンプスーツ姿だった。

オレ
「すみませんキタナイところで」

松川
「じゃー先に打ち合わせしてやっちゃいましょう」

秀樹
「よろしくお願いします」

MCのDJコウジと簡単に掛け合いの内容を確認し、更衣室からカウンター脇に出る。そして秀樹はホールで踊る。少しホールの照明を明るくする。暫くすると客は秀樹に気づき騒がしくなった。頃合を見計らいコウジがマイクを持ってホールへ、そしてMを小さくしホール照明を全開にした。

コウジ
「あれ?西条秀樹さんじゃないですか?どうしてここへ?」

秀樹
「大阪休場のコンサートがさっき終わってここへ遊びにきたんです」

コウジ
「えーそうだったんですか?お疲れ様でした。でどうしてスピーク・イージーへ?」

秀樹
「ここのムトーさんと友人で、大阪にきた時は必ず立ち寄るんですよ」

コウジ
「そーでしたか、是非楽しんでいってください。西条秀樹さんに拍手を!」

来店客の大きな拍手とともにMが次第に大きくなり、照明が効果照明に切り替わった。

パニックにならないように、オレと松川氏は秀樹をガードして更衣室へ、そして4階MellowBeachへ誘導した。

オレ
「お疲れのところありがとうございました」

秀樹
「いえ、これくらいヘーキです。^^」

オレ
「食事の用意ができてますので、どうぞゆっくりして下さい」

秀樹
「ありがとうございます」

4階では、LIVEが始まっていた。秀樹らを他の客にあまり意識させないためにこのところよく来てもらっているグループが演奏を始めていた。アコースティックギター2本で奏でる曲は、ずっと聞いていても飽きの来ない不思議なサウンドで、Mellowbeachにはピッタリのグループだった。まだこの時はデビューしていなくて知られていなかったゴンチチ。

松川は1階から女の子3人を連れて、4階に上がってきた。そして食事が終わると彼女らを連れて一行は店を出た。見送った後1Fフロントへ戻った。

オレ
「あれ?まだ居たのか?」

沙耶
「うん。スコッチ・バンク行かない?私が奢るから^^」

オレ
「ははは^^沙耶が奢ってくれるのか?じゃー行こう(笑)」

2人で行くと、いつもの奥の2人席に通された。

オレ
「ジン・トニックとモスコ、それとオードブル」

ウエイター
「かしこまりました」

沙耶
「ヒデキはよく来るの?」

オレ
「年に2、3回ぐらいかな?」

沙耶
「一緒に飲まないか?って誘われた」

オレ
「ふむ」

沙耶
「断ったけどね?」

オレ
「それはよかった。^^」

沙耶
「ムーさんと飲む方がいいもん」

オレ
「それはどーも」

オレはジントニック、沙耶はモスコ、かるくグラスを合わせて乾杯した。

沙耶
「ムーさんどうして彼女作らないの?」

オレ
「ん?」

沙耶
「横山さんから聞いた」

オレ
「モテないだけだσ(・_・)」

沙耶
「んーな訳ないじゃん。(笑)前にキョーコさんから聞いた」

オレ
「・・・」

沙耶
「ユーイチと付き合うには覚悟がいるって」

オレ
「?」

沙耶
「何があっても最後まで信じる覚悟。だって」

オレ
「ふーん」

沙耶
「そしてその『何か』はしょっちゅうある!って」

オレ
「ははは^^」

沙耶
「この間、東京でキョーコさんと会った」

オレ
「・・・」

沙耶
「聞きたくない?」

オレ
「ない」

スコッチのセットが運ばれてきた。自分の水割りだけを作った。

沙耶
「私も飲む」

オレ
「大丈夫か?」

沙耶
「今日は飲む。明日本番だから今日は前ノリなの」

薄い水割りを作ってやった。

沙耶
「許可はもらってきた」

オレ
「ん?」

沙耶
「ムーさんの彼女になる許可」

オレ
「ダメだ」

沙耶
「私もう二十歳よ」

オレ
「お前はオレとキョーコの妹だ」

沙耶
「だから許可もらった」

オレ
「でもダメだ」

沙耶
「・・・」

東京でキョーコと会ったというのは本当だろう。だけど許可を貰ったというのは、ウソだ。キョーコがみすみす沙耶を過酷な状況に置くことを許すはずがない。

沙耶はその後もしっかり飲んだ・・・そして心配したとおり潰れた。仕方なくオレは早晩であがり、沙耶を連れて帰った。

タクシーを降りた瞬間に沙耶は、ゲロを吐いた。部屋に入ってもすぐにトイレに行き苦しがった。ブラジャーをはずし、胃の辺りを押してすべて吐かせた。

沙耶
「あっち行って」

オレ
「ん?」

沙耶
「トイレするから」

手を離すと崩れ落ちそうになっている。仕方なくトイレに座らせ、嫌がる沙耶の下着をとって上体を正面から抱いたままトイレをさせた。

シャワーを調整し、下半身を洗った後、タオルで拭く。薄い栗色の恥毛が濡れた。

そのまま抱えてベッドに連れて行った。シャツを脱がせ、オレのTシャツを着せそのまま寝かせた。形のいい胸。そこの部分にだけは興味以上のものを感じた。(笑)

沙耶
「抱いて」

オレ
「・・・」

そのままベッドで横になり抱いていると沙耶はすぐに寝息をたてて眠った。

オレはベッドから抜け出しシャワーを浴び、ジーンズとTシャツに着替えた。珈琲を淹れ、プレイヤーにセットされたままのボズ・スキャッグスのレコードをボリュームを下げてかけた。部屋の照明を落とし、ベッド脇のスタンド照明だけをつける。

キョーコの事を思い出していた。

どんな時も明るく振舞い、いつも勇気づけられた。そしてオレの最大の理解者だった。ジーンズとTシャツでバイクに乗り、駐車場の脇で、ウエット・スーツを洗っているオレ・・・今、回りに居る連中は誰もそんな姿を想像できないだろうし、このシゴトを続けている限り2度とそんな関係がつくれるオンナとは出会えないだろう。と思った。

店に電話を入れた後、ベッドの下に布団をひいて寝た。

7時・・・

小さくアラームが鳴った。
すぐに消して、沙耶の眠るベッドに入った。

オレ
「おい、朝だ。起きろ」

沙耶
「んーーー」

オレ
「本番何時だ?」

沙耶
「んー頭痛いー」

オレはベッドをおりて、オレが常用している頭痛薬と水を用意し、上体を起している沙耶に差し出した。

沙耶
「ムーさん。私・・・」

オレ
「集合何時だ?」

沙耶
「あっ。8時半」

オレ
「十分時間はあるけど着替えてお茶行こう」

沙耶
「私、なんかすごい恥ずかしい。」

オレ
「そーでもないさ^^」

ちょっと躊躇したが、1Fの喫茶店に連れて行った。

オレ
「珈琲2つとオレンジジュース、それとなんかサラダつくって!」

ウエイトレス
「はい」

沙耶
「頭痛いの治った^^」

オレ
「それはよかった。メシ食ったら会場まで送ってやるよ」」

沙耶
「うん^^」

オレはスポーツ新聞を広げ、どーでもいい記事を見ていた。沙耶は食欲を取り戻したのかサラダを半分ほど食べた。

沙耶
「ムーさん?」

オレ
「何?」

沙耶
「エッチしてないけど、一緒に寝たよね。」

オレ
「・・・」

周りの視線が気になった。

沙耶
「今度は失敗しないから^^」

オレ
「さーどーだか(笑)」

沙耶
「エッチより恥ずかしいことした。」

オレ
「オレの目の前でウンチした。」

沙耶
「いやー言わないで」

オレ
「お尻も洗って拭いた」

沙耶
「いやー」

小さい声で言ったはずだが、周囲の視線を感じてうろたえた。

オレ
「妹のケツを拭くぐらいなんでもないさ(笑)」

沙耶
「次は絶対失敗しないから!」

オレ
「(笑)」

完成された肢体。それは見ているだけで美しく、性欲はほとんど沸かなかった。何度同じことがあっても同じ結果になるだろうと思った。たぶん私の性癖のひとつである年下にまったく興味がない。ということもあるのだろう。(笑)

そしてタクシーでショーの会場になっているロイヤルホテルまでタクシーで送った。

オレ
「今日は真っ直ぐ帰れよ!」

沙耶
「うん。でもすぐにまた行くから^^じゃーねーユーイチ」

苦笑し運転手に元の場所へ引き返してもらった。アイツ、オレのサングラスをしたままだ。きっとすぐに返しに来るんだろうと、ちょっと憂鬱になった。

15時・・・

社長
「ワハイの件な!なかなか OBCが対面を気にしてウンと言いよらん」

オレ
「長期戦になりそうですか」

社長
「そうやな、まっ来月からの番組も買うたことやし暫くご機嫌伺いや」

オレ
「はい」

社長
「ムトー君。もうひとつ頼みがあるやけど」

オレ
「はい。何でしょう?」

社長
「りんだのママなんちゅーたかな?」

オレ
「冴子ママですか?」

社長
「そうそれなんやけど、独立したいゆーてきてな」

オレ
「・・・」

社長
「面倒みることになってしもた」

オレ
「はぁ~」

社長
「シゴトの方、面倒見たってくれへんか?」

オレ
「わかりました」

社長
「ムトー君とは親子やと思うとったけど、兄弟になってしもたな!わっははは^^」

オレ
「(T▽T)」

ラジオ大阪が所有するハワイの大レストランの買収交渉が始まっていた。社長の長男が来春からハワイ大学へ留学する。それにあわせて向こうでの足がかりとしてレストランを買収することになった。決まればカンパニーから半年づつ交代で支配人として行くことになっていた。

そして、9月から30分のラジオ番組を持つことになっていた。DJは小林克也氏を起用し、関西発の「ディスコ番組」をやることになっていた。

そして・・・冴子。その日のうちに彼女はやってきた。

| Journal | 12:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT














TRACKBACK URL

http://kaizins.blog46.fc2.com/tb.php/51-f3943971

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。